6月12日~2週にわたって行われたITFニューカレドニアには
大滝莉央と平山香純(オーストラリア留学中のため現地合流)の帯同でした。
2人は久しぶりの再会でしたがペアを組み、ダブルスにも臨みました。
結果は1週目のダブルスはSF進出、2週目にはなんと準優勝を果たすことができました。
シングルス結果 1週目 香純/ベスト4 莉央/ベスト8
2週目 莉央/準優勝 香純/ベスト8
莉央に関しては1年前にはポイントがなく、本戦に入れればラッキーな状態だったのが、
今回は単・複準優勝でポイントも稼げました。
香純はこの一年、オセアニアを中心にレバノンにも転戦して勉強と両立させながら日々頑張って
ランキングを上げています。
物価高もあり、コンドミニアムにて節約自炊生活でしたがこれもまたなかなか楽しかったです。
毎日通いつめたジェラート店→
次の遠征に向けて、頑張っていきます。
コーチの柿澤真希です!
今回S2クラスの大滝莉央を、2週間のITFジュニアに帯同し、本日シンガポールから戻りました。
私自身、高校3年生の時にITFジュニアに出場し、今回コーチの立場として同行できたことを
光栄に思います。
試合結果は、1週目本戦ストレートイン 1回戦2-1勝利、(第5シードを破りました)2回戦0-2敗退
2週目予選1回戦2-0勝利、2回戦1-2敗退となりました。
【1週目】
本戦に入ることができたので、到着後3日間現地で選手に声をかけてしっかりと調整することができました。
日本人選手も多くいましたが、1人で来ている選手は少なく、その分色んな国の選手と練習ができて良かったと思います。
1回戦は第5シードのミスの少ない相手に対し1セットダウンとなりましたが、そこから粘り強さを取り戻し、見事勝利を収めました。
ショットの強さやコースで攻めるだけではなく、スライスやスピンなどで相手にペースを掴ませない試合展開ができており、
頭を使ってプレーすることの大切さを私自身も強く感じました。
また、本人も珍しく勝手に声が出たと言うほど気持ちが入っており、自信になる試合になったと思います。
2回戦はインドの同い年の選手に負けてしまいましたが、試合後には何度もその選手と練習してもらい、色々と吸収できたのではないかと思います。
【2週目】
2週目はグレードの高い大会で、予選からの出場。予選2回戦、ポーランド人との対戦でした。ファイナルセット10ポイントタイブレークでリードして勝ちが目前に見えた時、
急に対戦相手がラインコールをめぐり、試合を中断させられ、対戦相手の父親もコートに向かって
威嚇しはじめ、審判が途中からつく形になりました。そこから、流れががらっと変わってしまい、敗退しました。
メンタルのコントロールも難しく本人もとても悔しい試合になったと思いますが、考え方が全く異なる海外の選手と戦う国際大会だからこそできる貴重な経験だったと思います。
その後、ダブルスの本戦は残念ながら雨のため中止になってしまい、全日程が終了しました。
ポイントも獲得でき、様々な国の選手との練習や試合を通じて多くの学びがあったことと思います。
【番外編】
試合だけではなく、現地で素敵な経験もできました。
日本の他のチームと練習や食事をするだけでなく、トーナメントデスクでコミュニケーションをとってシンガポールテニス協会の方とも情報交換をしたり、別の場所のテニスクラブに招いてもらい食事させてもらいました。
シンガポールにはたくさんのテニスクラブがあり、レストランやプールが併設されているところもありました。
莉央も2週間を通してテニスだけでなく、英語でのコミュニケーションもどんどんと自分からとっており、今後の成長にも期待が膨らみます。
私も初めてのシンガポールを楽しむことができ、また学びもありました。特に海外の選手は感情を豊かに表す選手が多いと感じました。アクロスのジュニア達にも自分で試合を組み立てて、どんどん感情を出しながら自分のペースに引きこみ、試行錯誤してほしいです!
ITFベトナム遠征(2022.6/23~7/1)
今回はITF初チャレンジ13歳の大滝莉央の帯同です。
ベトナム遠征は8年ぶりです。
6/23
成田空港⇒ホーチミン空港へ6時間のフライトの後、今大会の試合会場のあるタイニンという町に
2時間かけて車で向かいます。無事ホテルにチェックイン、横松コーチとの嬉しい再会もありました。
6/24
試合会場で何人かの外国人選手から声をかけられ、練習しました。
コミュニケーションには英語も必要となります。
6/25
予選一回戦 対戦相手は16歳の台湾のトップジュニア。
1セット取ったものの、強烈な暑さのため、2セット目はまったくボールを追えない状態に。
タイブレで最後の力をふりしぼり、勝利しました。
今大会は予選に優勝候補が何人もいてレベルが高く、コロナ渦でポイントが消えて予選から出場の台湾選手が何人か混ざっていました。
また、前週の男子のプロツアー大会が同じ場所で開催されていたのですが、暑さが強烈でリタイア選手続出だったそうで、暑さへの対策は必須です。↓Heat policy
6/26
予選2回戦 対戦相手はオーストラリアの17歳
前日の試合では男子並みのサーブでノータッチエース炸裂でしたが、
この日はストロークで主導権を握り、得意のスマッシュも何本か決まり、何とか予選突破です。
朝のウォーミングアップを一緒にしてくれたスイス人のローラ
6/27
本戦1回戦で前週ITFを準優勝している韓国の選手と対戦しました。
サーブが得意な莉央ですが、甘いサーブがいくと、叩き込まれリターンエースをくらいます。
また、フットワークも莉央より数段よく、ストローク戦にもっていくと莉央のほうが分が悪く、
3-6 5-7で負けました。スライスで低いボールを送り、浮いてきたらボレーでしとめる、
こういった引き出しを増やせばこの相手にも勝つチャンスが十分にありました。
6/29
予選・最年少の莉央にシード選手含む、本戦選手4人からダブルスを組みたいとの申し出があり、嬉しい誤算でした。予選の試合を見ていた選手が声をかけてくれました。
パートナーは台湾の選手と組みましたが、対戦相手もまたもや台湾のトップジュニア。
体格差も子供と大人ほどあり、1セット取ったものの、2セット目はパワーで押し切られ、
スーパータイブレで残念ながら負けました。
先を見据えたレベルに、今何が足りないのか、何が必要なのかが本人も身をもって感じたことと思います。
次のITF遠征に向けて、徹底的に練習、トレーニングを重ねていきます。
【帯同者 榊原忠雄・榊原美由紀】
■速報!佐藤光選手 ITFプロサーキット(香港)で予選突破
ITF女子サーキット(賞金総額 2.5万ドル/ Hong Kong ハードコート)にて、佐藤光選手が予選を突破し本戦に入りました。先週の甲府に次ぐ、出場2回目のプロサーキットで念願の世界ランキングのポイントを取得しました!
佐藤光選手は8月からテニスのスカラーシップでアメリカのワシントン州立大学に進学します。今後の活躍が楽しみです。
関連記事はこちらから→wsucougars.com
ITF Junior 結果(9月~10月)
佐藤光選手【世界Jrランキング 227位10月31日付】
◎10/25~ ダンロップ ジャパンオープンジュニアGrade2(名古屋)
シングルス ベスト16 ダブルス ベスト4
◎10月17日~ワールドスーパージュニア(大阪)Grade A 本戦2回戦 ベスト32
◎10月11日~ マレーシア(Grade 3)シングルス・ダブルス ベスト16
◎9月27日 中国 北京(Grade 2) シングルスベスト8