ITFベトナム遠征(2022.6/23~7/1)
今回はITF初チャレンジ13歳の大滝莉央の帯同です。
ベトナム遠征は8年ぶりです。
6/23
成田空港⇒ホーチミン空港へ6時間のフライトの後、今大会の試合会場のあるタイニンという町に
2時間かけて車で向かいます。無事ホテルにチェックイン、横松コーチとの嬉しい再会もありました。
6/24
試合会場で何人かの外国人選手から声をかけられ、練習しました。
コミュニケーションには英語も必要となります。
6/25
予選一回戦 対戦相手は16歳の台湾のトップジュニア。
1セット取ったものの、強烈な暑さのため、2セット目はまったくボールを追えない状態に。
タイブレで最後の力をふりしぼり、勝利しました。
今大会は予選に優勝候補が何人もいてレベルが高く、コロナ渦でポイントが消えて予選から出場の台湾選手が何人か混ざっていました。
また、前週の男子のプロツアー大会が同じ場所で開催されていたのですが、暑さが強烈でリタイア選手続出だったそうで、暑さへの対策は必須です。↓Heat policy
6/26
予選2回戦 対戦相手はオーストラリアの17歳
前日の試合では男子並みのサーブでノータッチエース炸裂でしたが、
この日はストロークで主導権を握り、得意のスマッシュも何本か決まり、何とか予選突破です。
朝のウォーミングアップを一緒にしてくれたスイス人のローラ
6/27
本戦1回戦で前週ITFを準優勝している韓国の選手と対戦しました。
サーブが得意な莉央ですが、甘いサーブがいくと、叩き込まれリターンエースをくらいます。
また、フットワークも莉央より数段よく、ストローク戦にもっていくと莉央のほうが分が悪く、
3-6 5-7で負けました。スライスで低いボールを送り、浮いてきたらボレーでしとめる、
こういった引き出しを増やせばこの相手にも勝つチャンスが十分にありました。
6/29
予選・最年少の莉央にシード選手含む、本戦選手4人からダブルスを組みたいとの申し出があり、嬉しい誤算でした。予選の試合を見ていた選手が声をかけてくれました。
パートナーは台湾の選手と組みましたが、対戦相手もまたもや台湾のトップジュニア。
体格差も子供と大人ほどあり、1セット取ったものの、2セット目はパワーで押し切られ、
スーパータイブレで残念ながら負けました。
先を見据えたレベルに、今何が足りないのか、何が必要なのかが本人も身をもって感じたことと思います。
次のITF遠征に向けて、徹底的に練習、トレーニングを重ねていきます。
【帯同者 榊原忠雄・榊原美由紀】